<データロガー設置>
 データロガーは、購入して頂いて常にデータ収集を行って頂ければ
 ベストですが、限られた予算内で参戦している方に負担が大きくなるので、
 今回は、当社より[AIM社製 EVO 4 GPSモジュール付]を、
 貸出で装着としました。
 今回の車両側からの収集データは、
 「エンジン回転数」 「スロット開度」 の2点です。
 できれば、 「速度信号」 「ブレーキ信号」 もほしいのですが、
 今回の車両のMT側にある速度検出用のギアは取り除かれており、
 現地でのデータロガー設置となり時間的制約上
 「ブレーキ信号」は取り止め、GPS機能でまかなう事にしました。
<実走行 2枠目>
 1枠目の走行状態から、
 やはりリア周りのセッティングが問題有と確認が取れたので、
   ・リアダンパーの減衰力UP
   ・フロントとリアのfree hightのバランスの調整
   ・4輪タイヤのエア圧再調整
 を実施、できれば装着されているリアスタビライザーを細く変更したい所
 でしたが、1枠目から2枠目のまでの時間的問題で、
 上記処置での対応としました。
 コースサイドからは1枠目と同じプリウスコーナーでチェックを行います。

<実走行チェック(2枠目)>
 コースサイドからのチェックでは、ライン取りのアドバイスと車両セッティング
 の効果が有り、明らかにスムーズなコーナリングに変わっていました。
 データロガー上でも、ラップタイムの向上/セクタータイムのバラつきも
 少なくなりました。
 しかし良い事だけでなく、コカコーラコーナーではアンダーステアが
 発生しました。車両セッティングの際にリアのfree hightを調整した為に
 出てきた問題ですが、リアの安定性確保の方向性を見極める目的に
 変更をしたので、その目的は確認ができ、4輪のroad hightのバランスをとる
 セッティングをすることで解決できます。

 ドライビングについては、
 今回のライン取り変更により走行スタイルに幅が広がり、
 予選での走り方/決勝時の走り方を身に着けることが出来ているようです。

 本番は、2009年11月8日です。 
 天候・気温により車両のセッティング・ドライビングは臨機応変に対応が
 必要となるので、本番時での対応も重要となります。
 当社のスケジュールの都合上、本番前日は現地サポートができませんが、
 電話にて可能な限り大石選手のサポートを行う予定です。
 大石選手の活躍を楽しみしています。
<実走行 1枠目>
 >> 走行に向けて <<
 大石選手のドライビングスタイル/疑問点を話し合いながら
 上記チェック内容に対するアドバイスを実施。
 本日の走行枠は2枠であるので、
 1枠目の走行に向け、改善ポイント確認を目的に、
 「データロガー」(AIM社製 EVO 4 GPSモジュール付)を装着し、
 車両はリアタイヤのエア圧を下げる事のみとしました。

 ポイントの1つとなるプリウスコーナーにて
 車両の動きをコースサイドからチェックし、
 データロガーによるデータ収集を行います。
 また、大石選手には走行前に伝えたアドバイスの実施と
 今までの走行スタイルの実施をしてもらいます。

<実走行チェック(1枠目)>
 コースサイドからのチェックでは、今までとは違ったライン取りのアドバイス、
 車両もリアが耐え切れないセッティングとなっている所もあるようで、
 何度かスピンするシーンも見られました。
 データロガーにより収集結果から、データロガー上の走行ラインの軌跡より、
 タイムの出ているラインと出ていないラインの洗い出し、よりタイムの出る
 アドバイスを行います。

 大石選手も走行ラインが見え始めた部分があるようで、
 特にダンロップコーナーのアドバイスにより、ダンロップコーナーだけでなく
 次の13コーナーも楽に曲がれるようになっていました。
<車載映像から>
 大石選手は、常に車載ビデオを録画されていたので、
 テスト走行日前に車載ビデオを当社に送って頂いて、
 ビデオからドライビングと車両セッティング状態を確認しました。

<実車確認>
 テスト走行日当日、サーキットにて待ち合わせて、
 早速車両チェック(主に装備パーツと手持ちタイヤの状態)の確認です。

<改善ポイント>
 車載ビデオと車両チェック結果から、
 改善ポイントは以下の内容が考えられました。

 [ドライビング]
  ・コカコーラコーナーからヘアピンまでの区間
   →ギアセレクトの変更と確認
  ・ダンロップコーナーから最終コーナーの区間
   →ライン取りの変更と確認、セクター3全体のライン取りの変更

 [車両セッティング]
  ・リアのスタビライザーが若干強すぎる感有
  ・リアタイヤの冷間時エア圧の変更と確認
  ・4輪の対地キャンバー不足
今回のお客様は、現在富士スピードウェイで開催されている
「富士チャンピオンレース MR2クラス」に参戦されている大石選手です。
このMR2クラスは、当社の完全メンテナンスにより、1995年にシリーズチャンピオンを獲得した実績があり、
大石選手も当時はライバルとして走行されていました。

その大石選手より、次回(2009/11/08)に行われる最終戦に向け、ドライビングと車両セッティングの
アドバイス依頼を受けてのお仕事で、最終戦前のテスト走行時に当社でサーキットサービスを実施致しました。
KN.system のメイン業務のひとつ[サーキットサービス]のご紹介です。

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